中古車は安く納期も早くレアな車種に出会える可能性もあります

中古車を購入する場合、メリットとデメリットがあります。新車とくらべて、どこが利点なのか、また、どこが欠点なのかをしっかり把握して購入を検討するべきです。中古だろうと新車だろうと、自動車を買うというのは客観的にみて高い買い物です。購入した後になって、新車にしておけばよかったと後悔しないように、知識を身に付けておきましょう。ここでは、新車と比べたときの中古車のメリットについて紹介していきます。
第一に、価格が安いことです。
これが最大ではないでしょうか。需要と供給の関係で価格の変動はありますが、そもそも同じ車種グレードの新車は中古車よりも高いことを忘れてはいけません。価格が変動するという事は、需要が少ない時期を選んで購入すれば安く買えるという事です。また、新車をかうのと同じ程度予算を用意できるのであれば、お目当ての車種でグレードが一つ上の車を買う事ができるかもしれません。これらは新車購入にはないメリットと言えるでしょう。
第二に、納期が早いことです。新車ですと、購入を決めてから納車までに2カ月以上かかる、という事もあり得ます。大人気の車種である程度の販売数が見込めるのであれば、メーカーも作り置きをするでしょう。しかし昨今、メーカーも在庫を圧縮する傾向にあるため、車種によっては受注生産に近い状態となっています。その点中古車であれば、名義変更と点検整備が終わればそれで納車ですので、場合によっては当日乗って帰る、といったことも可能です。
第三に、新車では買えない車が買えることです。例えばモデルチェンジしてデザインが変わってしまい、前のモデルの方が好きだった、という場合です。在庫一掃セールなどがあれば新車購入のチャンスもありますが、その時期を逃せば欲しくても買える確率は非常に低くなります。メーカーが生産終了した車種や、完全受注生産の希少な車なども然り、です。これは車に興味がある、こだわりがある方にとっては非常に大きなメリットと言えるでしょう。